お肉にこだわります

昭和63年(1988年)創業以来、ずっと守り続ける肉質

焼肉ってなに? って話

焼肉って、皆さんご存知のとおり、元々はお隣韓国のお料理。
本場韓国ではプルコギが主流ですね。
「プル」(불)は「火」、「コギ」(고기)は「肉」、つまり「焼肉」というわけです。
英語では「Korean barbeque」というようですが、日本のほとんどの焼肉屋さんが提供する「焼肉」は、実は日本で独自の進化を遂げた日本流焼肉、「日本流韓国焼肉」というべきものなんです。

中国から伝来した「拉麺」が、日本では日本の文化、風土、日本人の舌に馴染むように日本独自の進化を遂げ、今や世界でも大人気の日本食「らーめん」へと進化したのと同じく、焼肉も日本流に進化を遂げたわけですね。
ちなみに、日本の焼肉は、英語では「Japanese style Korean barbeque」と表現されることが多いようです。

焼き方や味なども、プルコギとは違いますよね。

ではその「日本流の焼肉」って、どんなのがおいしいの?
私はやっぱり「お肉の質でしょ!」って思うんですよね。
海外からの評価も高い国産牛の肉質は、柔らかく、脂が甘い。加工技術や鮮度維持の技術、輸送技術も世界最高レベルだし、鮮度は抜群おそらく世界最高水準のお肉ではないでしょうか。

そのとてもおいしいお肉を、とてもおいしく食べていただくこと。
これは、私たちが焼肉屋を営むにあたっての絶対条件だと思っています。
だから、当店では仕入れの際、実際に自分の目で見極め、肉質や鮮度など妥協せずに、自分がいいと思ったものだけを仕入れます。

みなさんそれぞれ、焼いた後に潜らせるタレのお好みはあるでしょうし、そのタレの味はお店によっての個性の出しどころでもあるわけですが、やはりまずは「おいしいお肉ありき」だと思うんです。

肉本来のおいしさを存分に

少し前から、都内の焼肉店で「希少部位」というワードが流行りだしました。
どんなお肉がお好みなのか、正直それは人それぞれだと思いますが、希少部位は、一般的にとてもおいしい部位ではあるけど、希少なだけあってお値段が少々高め…
これは仕方のないことなんだと思います。

でも、実はそれ、部位を厳密に切り分けているから希少なんです。

例えばカルビ。
実際には「上カルビ」や「特上カルビ」などという部位があるわけでも、明確な定義があるわけでもありません。

当店では、部位を細かく切り分けず、希少部位も含めた比較的大きなブロックから切り出すので、当店の並カルビは他店の上カルビレベルでお出ししています。
ちなみに、当店のカルビはすべて黒毛和牛A5です。
お褒めの声を多くいただいているカルビスープは、その黒毛和牛A5のカルビを切り分ける際に出る切り落としを煮込んでいるので、格段に味わい深く、旨みに富んだ自慢のスープになっています。

また、ロースは、昔は生でお肉そのものの味を楽しんでいただくユッケにも使用していた、とても上質な部位をお出ししています。
じゃあ、上ロースは?
それはぜひご来店いただいて、実際にお客様ご自身の舌で味わってみてください。

よりおいしいものを、より適正な価格で お出しすることにより、お肉本来のおいしさを、大苑のおいしさを、お気軽に、そして存分にご堪能いただく…
それが、大苑の最良のサービスだと思っています。

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